2学期が始まりました~社会的養護の理解に向けて~

🍂2学期が始まりました

暦の上では秋ですが、今年は異常気象の影響で、9月に入っても厳しい残暑が続いています。 朝の空気にはまだ夏の名残があり、子どもたちは汗をかきながら、それぞれのホームから学校等へと向かっています。

夏休みが終わり、2学期が始まりました。 久しぶりのクラスの雰囲気、先生やクラスメイトとの再会、そして日々の学び。 子どもたちはそれぞれのペースで、少しずつ日常を取り戻しています。

秋は、子どもたちにとって特別な季節です。 運動会や遠足など、学校行事を通して仲間との絆が深まり、心も体も大きく成長する時期。 また、高校3年生や中学3年生にとっては、進路への挑戦や受験校の選定など、大切な節目でもあります。 施設に戻ってきた子どもたちの表情にも、日々の経験が刻まれていくのを感じます。

私たち職員は、学校での様子や子どもたちの声に耳を傾けながら、安心して過ごせる「帰る場所」としての施設づくりを心がけています。 「おかえり」と迎える毎日の中で、子どもたちの小さな変化を見守り、支えていくことが私たちの役割です。

そして、こうして子どもたちの暮らしを支えられるのは、地域の皆さま、関係機関の皆さま、そして日々応援してくださるすべての方々のおかげです。 いつも温かいご支援、本当にありがとうございます。

この秋も、子どもたちとともに、一歩ずつ前へ。 引き続き、見守っていただけますようお願いいたします。

なお、秋は社会的養護にとっても大切な季節です。 10月は「里親月間」、11月は「子どもの虐待防止月間」として、全国的に啓発活動が行われます。 私たちも、社会的養護への理解を深めていただけるよう、施設としてできる啓発活動に取り組んでまいります。