2学期が始まりました

児童養護施設 愛の聖母園

2学期が始まりました

長かった夏休みが終わり、愛の聖母園のこどもたちも2学期を迎えました。
まだまだ暑さの残る中ではありますが、こどもたちはそれぞれの学校生活に戻り、日々の生活リズムを整えながら過ごしています。

夏休み中は、学習、遊び、行事、外出、ホームでの生活など、こどもたちにとって多くの経験がある時間となりました。
普段よりホームで過ごす時間が長い分、こどもたちの新しい一面や成長を感じる場面も多くありました。

夏休みを支えてくださった皆さまへ

 この夏も、地域の皆さま、関係機関の皆さま、日頃より愛の聖母園を支えてくださっている皆さまに、温かく見守っていただきましたことに心より感謝申し上げます。
皆さまのご理解とご支援が、こどもたちの安心した生活につながっています。

2学期の生活が始まります

 2学期は、学校行事や学習、進路に向けた取り組みなど、こどもたちにとって大切な節目が多い時期でもあります。
生活リズムを整えながら、安心して学校生活を送ることができるよう、職員一同、日々の暮らしを大切に支援してまいります。

愛の聖母園だから学べること

愛の聖母園では、鹿児島県内の大学・短期大学を中心に、これまで社会福祉を目指す学生さんや、保育士を目指されている学生さんなどを実習生として受け入れてまいりました。
近年では、福岡県など県外から、Iターンで鹿児島での実習や就職に関心を持つ学生さんも来園されています。

実習では、こどもたちの日々の生活にふれるだけでなく、社会的養護の理解を深めるための当園独自の取り組みも大切にしています。
1日目には、施設見学を含めて、児童養護施設の役割や社会的養護の基本、こどもたちの生活を支えるうえで大切にしている視点について、専門職から丁寧に説明を行っています。

また、里親支援専門相談員による「社会的養護における家庭養護の理解」についての講話も、当園ならではの学びの一つです。
児童養護施設での生活支援だけでなく、里親支援や家庭養護の考え方にもふれることで、社会的養護をより広い視点から理解できるよう工夫しています。

保育士を目指す学生さん、社会福祉士、心理士を目指す学生さんのいずれにも、実習期間中に社会的養護の理解を深める時間を組み込んでいます。
生活支援、自立支援、家庭支援、関係機関との連携、退所後のアフターフォロー、児童自立生活援助事業Ⅱ型など、こどもたちの入所中から退所後までを見通した支援について学ぶことができます。

愛の聖母園には、保育士・児童指導員だけでなく、家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員、職業指導員、心理職、基幹的職員、児童自立生活援助事業Ⅱ型に関わる職員など、さまざまな専門職がいます。
実習や学生・実習生の定例トレーニングでは、こうした専門職からの講話や、現場での具体的な支援について学ぶ機会を設けています。

こどもたちの生活を支える仕事は、教科書だけでは学びきれないことが多くあります。
こどもの言葉、表情、行動の背景を考え、職員同士で支援を組み立てていく過程には、児童福祉の現場だからこそ得られる学びがあります。

当園では、事前実習、インターンシップ、施設見学等も受け入れており、児童養護施設の仕事やこどもたちの生活について、実際の雰囲気を知っていただく機会を大切にしています。
社会的養護第三者評価においても、家庭的養護、自立支援、専門職の連携等の実践について評価をいただいており、実習指導や職員育成にも力を入れながら、学びのある実習となるよう取り組んでいます。(児童養護施設 愛の聖母園 社会的養護第三者評価)受審結果

 児童養護施設に関心のある学生の皆さん、社会福祉・保育・教育・心理の学びを現場で深めたい皆さんにとって、愛の聖母園での実習やインターンシップが、将来の進路を考えるきっかけとなれば幸いです。

 写真:学生・実習生のトレーニングの様子。愛の聖母園では、毎月1回の定例会等を通して、社会的養護や児童福祉、こどもたちへの関わりについて学ぶ機会を設けています。

 施設見学・事前実習・インターンシップについても受け付けています。
児童養護施設の仕事に関心のある学生の皆さんは、お気軽にお問い合わせください。

 朝夕は少しずつ季節の変化を感じるようになってきましたが、日中はまだ暑い日が続いています。
皆さまにおかれましても、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

 今後とも、児童養護施設 愛の聖母園のこどもたちを温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。