社会福祉法人 善き牧者会 / 法人合同研修 (愛の聖母園 9/18 開催)

法人合同人権擁護研修 開催報告
人を大切にする支援を、
3施設で共に学ぶ。
2026年9月18日開催 / 愛の聖母園 多目的棟
社会福祉法人善き牧者会では、愛の聖母園・聖園老人ホーム・めぐみの園の職員が集まり、人権擁護をテーマに合同研修を開催しました。
子どもや利用者の尊厳を守ること。その支援を担う職員も、互いに支え合うこと。分野や職種を越えて、日々の関わりと職場づくりを考える時間となりました。
共に学ぶ法人内の施設3施設
愛の聖母園・聖園老人ホーム・めぐみの園
今回の研修参加者52名
講師1名を含む
施設・職種を越えた対話10グループ
混成グループで意見交換
1法人3施設のつながり
支援する相手が違っても、
一人ひとりを大切にする思いは同じ。
善き牧者会は、一人ひとりをかけがえのない存在として大切にし、その尊厳を守ることを理念の基礎に置いています。
026年4月に奄美市の「めぐみの園」が法人に加わり、現在は、鹿児島市の「愛の聖母園」、阿久根市の「聖園老人ホーム」、奄美市の「めぐみの園」の1法人3施設の体制となっています。
今回の合同研修は、地域も支援分野も異なる職員が顔を合わせ、互いの仕事を知り、共通する課題について学び合う機会となりました。
講話とグループワーク
日々の関わりを、
尊厳と権利の視点から見つめ直す。
講師には、法人評議員で社会福祉士の前山聡宏氏をお迎えしました。講話では、虐待の早期発見と相談の重要性、悪意がなくても不適切なケアにつながる可能性、職員を孤立させない組織づくりについて学びました。
日常の言葉かけや関わりが、相手の立場ではどう受け止められるのか。小さな違和感に気づいたとき、どのように周囲へ相談するのか。身近な場面や事例を通して、自分たちの実践を振り返りました。
気づきを言葉にする
子どもや利用者の変化、関わりの中で感じた違和感を見過ごさず、相談につなげる大切さを確認しました。
相手の立場で考える
支援する側の意図だけでなく、本人の尊厳やプライバシーへの影響から、日々のケアを見直しました。
支援する職員も支える
教育や相談関係、勤務体制にも目を向け、職員の不安やつまずきを職場全体で支える視点を学びました。
施設や職種を越えた学び合い
互いの現場を知り、
一緒に考える。
参加者は10の混成グループに分かれ、2回のグループワークに取り組みました。児童・高齢・障害・相談支援・事務・厨房など、それぞれの立場から、日々の支援で感じる難しさや工夫を共有しました。
事例を検討する場面では、職員の課題だけでなく、その人の強みや思いにも目を向け、どのような支援が必要だったかを話し合いました。
各グループからは、日常の短い声かけを重ねること、相談しやすい相手を明確にすること、業務を任せる前後に振り返る機会を設けることなどの意見が出されました。
昼食交流会には33名が参加し、研修中に話しきれなかった各施設の仕事や取り組みについても交流が続きました。
職員の育成と職場づくり
「分かりません」「助けてください」を、
言葉にできる関係を目指して。
福祉の仕事では、対応に迷ったり、一人では判断が難しかったりする場面があります。だからこそ、職員が不安や困りごとを伝え、周囲と共に考えられる関係が大切です。
今回の研修では、経験の浅い職員への関わりや、指導する際の伝え方についても考えました。必要なことを説明するだけでなく、本人がどう受け止めたかを確認し、次の実践につなげることの重要性を共有しました。
支援の質を高めることと、職員の学びや成長を支えることを結びつけ、相談しやすい職場づくりを進めていきたいと考えています。
一つの施設の経験を、法人全体の学びへ。
支援分野が異なる職員との対話は、自分の現場を新たな視点から見直す機会になります。今回できたつながりを大切にし、それぞれの実践や学びを共有しながら、法人全体で人権擁護に取り組んでいきます。
開催概要
令和8年度 法人合同人権擁護研修
テーマ:福祉現場における権利擁護と虐待防止・支援を支える職場づくり
福祉の仕事に関心をお持ちの皆さまへ
支援する力を、
共に学び、育てていく。
この研修を通して、善き牧者会が大切にしている支援の姿勢と、職員の学びに向き合う取り組みを知っていただければと思います。
愛の聖母園での仕事や実習・見学に関心のある方は、園の採用情報やお問い合わせページをご覧ください。

